言語聴覝士の転職理由、あなたも同じ悩みを抱えていませんか?
「今の職場、このままでいいのかな…」
そんなふうに思ったこと、ありませんか?
実は僕、理学療法士として10年以上現場にいるんですけど、言語聴覚士の同僚から転職の相談を受けることがめちゃくちゃ多いんです。「給料が上がらない」「人間関係がしんどい」「もっと専門性を活かせる場所があるんじゃないか」って。
でも、転職って勇気いりますよね?だって、せっかく国家資格取って、今の職場でも経験積んできたのに、それを手放すのは不安だし。
「このままでいいのかな」と思う瞬間
僕が聞いた中で一番多いのは、「やりがいを感じられなくなった瞬間」です。
例えば、毎日同じような訓練の繰り返しで、患者さんの改善も見えにくくて。「本当に自分って必要なのかな」って思っちゃう。これ、マジで辛いですよね。
あとは給料面。同期の他職種と比べて「あれ?私の年収、これだけ?」って気づいた時(笑)。特に結婚や出産を考えると、現実的な問題として向き合わざるを得ないんです。
職場の人間関係も大きいです。STって、病院だと1〜2人しかいないことが多いじゃないですか。相談相手がいなくて孤立感を感じたり、他職種との連携がうまくいかなかったり。
実は多い?言語聴覚士の転職率
ここだけの話、言語聴覚士の転職率って結構高いんです。
日本言語聴覚士協会の調査によると、約30%のSTが転職を経験しているんですよ。つまり、3人に1人は転職してるってこと。あなただけじゃないんです。
特に20代後半から30代前半の転職が多い。これって、ちょうど仕事に慣れてきて「このままでいいのか」って考え始める時期なんですよね。僕の周りでも、この年代のSTさんが一番転職について相談してきます。
でも実際のところ、転職って成功する人もいれば、失敗して後悔する人もいる。その違いって何だと思いますか?
現役言語聴覚士の転職理由をランキング形式で紹介しながら、転職を成功させるための具体的な方法もお伝えします。あなたの「このままでいいのかな」という悩み、一緒に解決していきましょう。
言語聴覚士の転職理由ランキングTOP7【現役ST100人調査】
言語聴覚士の転職理由ランキングTOP7【現役ST100人調査】
実際に転職を経験した言語聴覚士100人にアンケートを実施した結果をまとめました。あなたも「あるある」と思う理由が見つかるはず。
1位:給料・年収への不満(42%)
圧倒的1位は収入面の悩みでした。言語聴覚士の平均年収は350〜400万円程度ですが、「経験5年目でも昇給が年3000円だけ」「主任になっても手当が月1万円」という声が多数。
特に20代後半〜30代で顕著になります。結婚や子育てを考えると、現実的に厳しいですよね。病院勤務より訪問リハビリの方が年収100万円以上高いケースもあるので、職場選びは重要。
2位:人間関係の悩み(38%)
「上司のパワハラがひどくて」「同僚との連携が全然取れない」という人間関係の問題。STは少人数職場が多いから、一人でも合わない人がいると本当にキツイんです。
でも意外と転職で解決するケースが多い。環境を変えるだけで、こんなに楽になるのかって驚く人も。
3位:キャリアアップの限界(29%)
「この職場にいても成長できない」「専門性を高めたいけど機会がない」という声。特に回復期病院から急性期へ、小児分野への転向を希望する人が目立ちました。
4位:労働環境・働き方の問題(25%)
残業の多さ、休暇の取りにくさ、夜勤の負担など。「土日も研修で潰れる」「有給が全然取れない」といった労働環境への不満が続きます。
5位:職場の方針・理念への不満(18%)
「利益優先で患者さんを見てない」「リハビリの質より量を求められる」など、職場の考え方と合わないケース。STとしての価値観を大切にしたい人ほど、この理由で転職を決意します。
6位:結婚・出産・介護などライフステージの変化(15%)
女性STに多い理由。「子育てと両立できない」「親の介護で地元に戻る必要が」など。最近は男性でも育児を機に働き方を見直す人が増えてます。
7位:スキルアップ・新しい分野への挑戦(12%)
「摂食嚥下を極めたい」「小児分野にチャレンジしたい」といった前向きな転職理由。うちのスタッフで、40代から訪問リハビリに転職した人がいるんですけど、「もっと早く動けばよかった」って毎回言ってます(笑)。
年代別に見ると、20代は給料とキャリアアップ、30代は人間関係とライフステージ、40代以降は働き方重視の傾向が見られました。あなたはどの理由に当てはまりますか?
【体験談】実際に転職した言語聴覚士のリアルな声
でも、データだけじゃ実感がわかないですよね?
実際に転職した言語聴覚士の生の声を聞いてみました。成功例も失敗例も包み隠さずお伝えします。
給料アップで転職成功!Aさん(29歳・回復期→訪問)
「回復期で3年働いてたんですけど、手取り18万円でした。これじゃ将来が不安で」
Aさんは思い切って訪問STに転職。年収が280万円から420万円にアップしたそうです。
「最初は一人で患者さんの家に行くのが怖かったけど、給料が上がったのは本当に大きかった。今は結婚も考えられます(笑)」
けど、訪問は体力的にきついのがデメリット。「雨の日の移動とか、正直しんどいです」とのこと。
人間関係で悩み転職したBさん(35歳・急性期→小児)
Bさんの場合は、人間関係が転職のきっかけでした。
「先輩STがすごく厳しくて…。毎日怒られるのがストレスで、胃痛に悩まされてました」
小児分野への転職で環境は改善。でも、給料は50万円ダウンしたそう。
「お金は減ったけど、精神的に楽になったのは大きい。子どもたちの成長を見るのも楽しいし、転職して良かった」
ただし、小児は専門性が高いため、最初の1年は勉強が大変だったとか。
キャリアアップを目指したCさん(41歳・一般病院→大学病院)
「研究もやりたいし、後進の指導もしたくて大学病院に転職しました」
Cさんは主任クラスでの採用が決定。年収も400万円から480万円にアップしました。
「学会発表の機会も増えたし、やりがいは確実に上がりました」
だって、41歳での転職は勇気がいりますよね?
「正直、面接では年齢のことを心配されました。でも、これまでの経験をしっかりアピールできたのが良かったと思います」
これらの事例を見ると、転職理由によって選ぶべき職場が全然違うんです。あなたは何を最優先にしますか?
転職理由別!言語聴覚士が選ぶべき職場と対策法
転職理由が明確になったら、次は具体的な戦略を立てましょう。僕が10年間で見てきた成功パターンを、理由別に解説しますね。
給料アップを目指すなら?おすすめ転職先
年収400万円以上を狙うなら、絶対に急性期病院。特に脳神経外科や救急が強い病院は、ST需要が高くて給料も良いんです。
僕の知り合いのSTは、回復期から急性期に転職して年収が80万円アップしました。夜勤はないけど、オンコール対応で手当がつくパターンが多いですね。
あとは訪問看護ステーションも狙い目。歩合制を導入してる所なら、頑張り次第で年収500万円も夢じゃない。ただし、車の運転必須だから要注意です(笑)
面接では「スキルアップして貢献したい」と伝える。給料目当てって正直に言うのは絶対ダメですよ?
人間関係で悩んでいるなら?職場選びのポイント
これ、マジで重要な問題ですよね。僕も新人時代、先輩との関係で悩んだことがあります。
見学時のチェックポイントはこれ:
- スタッフ同士の会話の雰囲気
- 休憩時間の過ごし方
- 新人教育の体制
- 離職率(3年以内に何人辞めたか)
特にクリニックや小規模施設は、人間関係が密になりがち。でも逆に、アットホームで働きやすい所も多いんです。
大きな病院なら人数が多い分、合わない人がいても距離を置けます。僕のオススメは、ST3〜5人くらいの中規模な職場ですね。
キャリアアップしたいなら?専門性を活かせる職場
摂食嚥下を極めたいなら急性期病院一択。VEやVFの経験値が全然違います。僕も急性期時代に、年間200件以上のVF検査に関わりました。
小児領域なら療育センターや特別支援学校。発達障害の子どもたちとじっくり向き合えるし、家族支援のスキルも身につきます。
高次脳機能障害の専門性を高めたいなら回復期リハビリテーション病院がベスト。認知症対応も学べるから、将来性抜群ですよ。
面接では「なぜその分野を極めたいのか」の理由を具体的に話すこと。「興味があるから」だけじゃ弱いんです。
ワークライフバランス重視なら?働き方改革の進んだ職場
これは本当に職場選びが大切。公立病院や大学病院は、労働環境の整備が進んでるケースが多いですね。
でも意外と穴場なのが企業系の施設。産業保健の分野でSTのニーズが高まってて、土日休み・残業なしの求人もあります。
僕が見てきた中で、働きやすさNo.1は地域包括ケアシステムの拠点施設。多職種連携がしっかりしてて、一人当たりの負担が軽いんです。
転職活動では「有給取得率」「平均残業時間」を必ず確認してください。曖昧な答えしか返ってこない職場は、正直おすすめしません。
言語聴覚士の転職で失敗しないための注意点とコツ
転職活動を始める前にやるべき3つのこと
転職で失敗しないためには、準備が8割です。焦って動くと絶対に後悔しますよ。
まず1つ目は、自分の市場価値を正確に把握すること。STの平均年収は320万円前後ですが、経験年数や専門分野で大きく変わります。僕の知り合いで失語症専門のSTは年収450万円もらってる人もいるんです。
2つ目は転職理由を明確にすること。「なんとなく嫌だから」じゃダメ。「残業月40時間を20時間以下にしたい」みたいに具体的な数字で表現してください。
3つ目は在職中に活動すること。これ、マジで大事です。退職してから探すと焦って妥協しちゃうから。僕も過去に1回やらかしました(笑)
求人情報の見極め方
求人票って、正直言ってウソが多いんですよね。
特に注意すべきは「やりがいのある職場」「アットホーム」って書いてるところ。これ、だいたい給料安いか人間関係がヤバいかのどちらかです。
- 具体的な業務内容が書いてあるか
- 研修制度の詳細があるか
- 昇給実績が数字で示されているか
- 離職率が公開されているか
あと、「経験不問」って書いてある求人は要注意。教育体制が整ってない可能性が高いです。STって専門職だから、ちゃんとした指導がないとキツいですよね?
面接で失敗しない転職理由の伝え方
面接で「前の職場の悪口」を言うのは絶対NG。でも、嘘をつく必要もありません。
コツはネガティブな理由をポジティブに変換すること。例えば:
- 「残業が多い」→「効率的な業務運営ができる職場で働きたい」
- 「給料が安い」→「スキルに見合った評価をしてくれる環境を求めている」
- 「人間関係が悪い」→「チーム医療を重視する職場で貢献したい」
僕の経験上、面接官は「この人はうちでも同じ理由で辞めるんじゃないか?」って心配してるんです。だから、その職場でなら解決できる理由を伝えることが大切。
転職エージェントを使うメリット
正直、STの転職はエージェント使った方がいいです。理由は簡単。
非公開求人が圧倒的に多いから。特に条件のいい求人ほど、ハローワークには出てきません。僕も実際に使ってみて、求人の質の違いに驚きました。
あと、給料交渉もやってくれるんです。自分で「年収上げてください」って言うのって、めちゃくちゃ気まずいじゃないですか?エージェントなら代わりにやってくれます。
ただし、エージェントも当たり外れがあるのが現実。ST専門のアドバイザーがいるところを選んでくださいね。医療系に特化した転職エージェントなら、現場の実情も理解してくれてます。
言語聴覚士におすすめの転職エージェント比較
レバウェルリハビリ(旧:リハのお仕事)
STの転職で一番使われてるのがここ。言語聴覚士専門のアドバイザーが常駐してるから、話が早いんです。
「嚥下機能が評価できる環境で働きたい」「小児分野にチャレンジしたい」みたいな専門的な希望も、しっかり理解してくれます。僕の知り合いも「他のエージェントだと話が通じなかったけど、ここは違った」って言ってました(笑)
- ST求人数:約2,500件
- 対応エリア:全国
- 特徴:リハビリ専門、内部情報に詳しい
特に病院の内部情報が豊富。残業時間とか人間関係まで教えてくれるから、入職後のギャップが少ないんですよね。
PTOTSTワーカー
こっちも老舗のリハビリ専門エージェント。年収交渉が得意で有名です。
実際に「年収30万円アップで転職成功」みたいな事例をよく聞きます。でも担当者によって当たり外れがあるのが正直なところ。僕が相談したときは、めちゃくちゃ親身になってくれましたけどね。
- ST求人数:約2,000件
- 対応エリア:全国
- 特徴:高年収求人多数、交渉力が高い
急性期から訪問まで幅広い求人があるから、キャリアチェンジを考えてるSTさんにはおすすめ。ただし、レスポンスがちょっと遅い時があります。
マイナビコメディカル
大手マイナビの医療系特化版。企業の信頼度はピカイチですね。
求人の質が安定してるのが特徴。変な求人を紹介されることはほぼないです。あと転職セミナーとか履歴書添削とかのサポートが充実してるから、初めての転職でも安心。
- ST求人数:約1,800件
- 対応エリア:全国(関東・関西が特に強い)
- 特徴:大手の安心感、サポート充実
デメリットは、専門性がちょっと薄いかなってところ。「とりあえず安心できるところで」って人向けですね。でも変なところに当たるリスクは低いから、慎重派のSTさんにはいいかも。
正直、どれか1つじゃなくて2〜3社併用するのがベスト。比較できるし、合わない担当者に当たっても他でカバーできますからね。
まとめ:言語聴覚士の転職は計画的に進めよう
ここまで言語聴覚士の転職理由について、リアルな現場の声をお伝えしてきました。
あなたも「あー、これ分かる!」って思う部分があったんじゃないでしょうか?僕も現場で働いていた頃、同僚のSTたちと「この職場、ちょっと…」って愚痴を言い合ったことが何度もありましたから(笑)
転職理由を明確にして、理想の職場を見つけよう
でもね、転職を成功させるには「なんとなく嫌だから」じゃダメなんです。
自分の転職理由をきちんと整理することから始めましょう。給与面なのか、人間関係なのか、それとも専門性を高めたいのか。ここがブレてると、転職先でも同じ悩みを抱えることになっちゃいます。
実際、僕が相談を受けた中で「前の職場と結局同じような問題で悩んでる」って人、けっこういるんですよ。これってマジでもったいない。
転職理由が明確になったら、次は情報収集です。求人票だけじゃ分からない職場の雰囲気や実際の業務内容。これを知らずに転職すると、入職後に「こんなはずじゃなかった」ってなりがち。
一人で悩まず、プロのサポートを活用しよう
「でも、どうやって本当の職場情報を集めればいいの?」
そんなあなたには、転職エージェントの活用をおすすめします。彼らは実際に職場を訪問していたり、過去の転職者から情報を得ていたりするので、リアルな職場情報を持ってるんです。
「エージェントって敷居が高そう」って思うかもしれませんが、全然そんなことありません。僕も実際に使ったことがありますが、親身になって相談に乗ってくれましたよ。
転職って人生の大きな決断だから、一人で抱え込まずにプロの力を借りる。これ、本当に大切です。
あなたの言語聴覚士としてのキャリア、もっと充実させられるはず。今の職場で我慢し続ける必要なんてありません。理想の働き方を実現するために、まずは小さな一歩から始めてみませんか?
この記事を書いた人
富永康太(元理学療法士)
臨床経験10年以上。現在はDOPグループ代表として、リハビリ職の転職・キャリア支援に携わる。「給料が安い」「転職が不安」——そんなPT・OT・STの悩みに、現場を知る人間として本音でお答えします。
