作業療法士の転職で志望動機に悩むあなたへ
作業療法士として転職を考えているあなた、志望動機の書き方で頭を抱えていませんか?
「前の職場への不満を書くわけにもいかないし…」「やりがいを感じたいって、ありきたりすぎる?」そんなふうに悩んでいるなら、安心してください。
僕も転職活動をしていた時、志望動機には本当に苦労しました(笑)。夜中まで履歴書とにらめっこして、「これじゃダメだ」って何度も書き直したのを覚えています。
「なんて書けばいいか分からない」は普通です
実は、志望動機で悩むのって当たり前なんですよ。
だって考えてみてください。「なぜこの病院を選んだのか」って聞かれても、正直なところ「家から近いから」「給料が良さそうだから」「前の職場がしんどかったから」が本音ですよね?
でも、それをそのまま書くわけにはいかない。かといって、嘘を書くのも気が引ける。この板挟み状態で悩むのは、むしろ真面目な証拠です。
僕がこれまで見てきた作業療法士の転職事情では、約8割の人が志望動機で悩んでいます。特に2〜5年目の若手OTは「まだ経験が浅いから説得力のある志望動機が書けない」って相談してくることが多いんです。
でも安心してください。志望動機って、実はコツがあるんです。
今回の記事では、僕が実際に転職成功した作業療法士から聞いた8つの志望動機例文を紹介しますね。急性期から回復期、訪問リハまで、様々な分野の例文を用意しました。
さらに、採用担当者が「この人と働きたい」と思う志望動機の書き方や、面接でスムーズに答えるコツまで詳しく解説していきます。
読み終わる頃には、「なるほど、こう書けばいいのか!」って納得できるはず。あなたの転職活動が一歩前進するよう、現場経験者の視点から本音でお伝えしていきますよ。
採用担当者が作業療法士の志望動機で見ているポイント
「この人と一緒に働きたい」と思わせるポイント
採用担当者って、志望動機で何を見てるか知ってます?
僕が人事の友人から聞いた話だと、「この人と一緒に働けるかどうか」が一番大事なんです。技術や経験も大切だけど、それよりも人間性なんですよね。
具体的には、この3つのポイントで判断されてます:
- 長く働いてくれそうか(すぐ辞めないか)
- チームに馴染めるか(協調性があるか)
- 成長意欲があるか(向上心を持ち続けられるか)
去年、うちの協会の講座に来てくれたOTさんが「年収360万で10年やってきたけど、もう限界です」って言ってて。聞いてて胸が痛かった。でも、その人の志望動機を聞いたら「給料が低いから転職したい」って内容で。
これじゃあ採用されないよね?
採用側は「うちも給料が上がらなかったら、また辞めるんじゃない?」って思っちゃう。だから、お金以外の動機も必ず入れる必要があります。
採用担当者が見抜くNGパターン
正直、NGな志望動機って一発でバレます(笑)
よくあるダメなパターンがこちら:
- 「勉強させてもらいたい」→ 受け身すぎる
- 「前の職場が嫌だった」→ ネガティブな理由だけ
- 「貴院の理念に共感して」→ どこでも使える薄っぺらい内容
- 「スキルアップしたい」→ 具体性がない
特に「理念に共感」は要注意。本当に理念を理解してるなら、具体的にどの部分に共感したのか言えるはずです。「患者様第一の考え方に共感しました」なんて、どこの病院でも通用しちゃうでしょ?
採用担当者は何十人、何百人の志望動機を見てるから、コピペっぽい内容は瞬時に見抜かれます。
あなたの志望動機、大丈夫ですか?もし心配なら、次に紹介する例文を参考にして、オリジナルの志望動機を作ってみてくださいね。
【領域別】作業療法士転職の志望動機例文8選
実際の転職で使える志望動機例文を、領域別に8つ紹介しますね。これまで僕が見てきた中で「これは通った!」って例文をベースにしています。
あなたの状況に近いものを参考にして、自分なりにアレンジしてみてください。
回復期から急性期への転職志望動機例文
「回復期リハ病院で3年間勤務し、患者様の生活復帰を支援してきました。けど、もっと急性期から関わって、早期離床や廃用症候群予防に取り組みたいと思うようになったんです。貴院は救急搬送が多く、発症直後から作業療法に携われる環境だと伺いました。これまで培った生活動作の視点を活かしながら、急性期特有のアプローチを学んで成長したいです。」
この例文のポイントは、回復期での経験を否定せず、それを急性期でどう活かすかを明確にしていることですね。
病院から訪問リハへの転職志望動機例文
「病院勤務5年で多くの患者様を担当しましたが、退院後の生活がずっと気になっていました。実際に患者様の自宅を訪問して、本当の意味での生活支援をしたいと考えています。貴事業所は地域密着型で、医師や看護師との連携も充実していると聞きました。病院で身につけた評価・治療技術を、在宅という新しいフィールドで発揮したいです。」
訪問リハへの転職って、実は病院OTにとって大きなチャレンジなんですよね。でも「患者さんの本当の生活を見たい」という動機は、どこの事業所でも評価されます。
管理職志望の志望動機例文
「OT8年目として現場経験を積み、後輩指導や委員会活動にも携わってきました。これからは個人の技術向上だけでなく、チーム全体のレベルアップに貢献したいんです。貴院のリハビリテーション科は多職種連携が活発で、OTとしてのリーダーシップを発揮できる環境だと感じています。現場で培った経験を活かし、質の高いリハビリテーション提供に向けてマネジメントの立場から取り組みたいです。」
管理職志望の場合は、「なぜその病院で管理職をやりたいのか」が重要。単に「昇進したい」じゃダメなんです(笑)
他の領域についても、同じように「なぜその領域なのか」「これまでの経験をどう活かすか」「その職場を選んだ理由」を明確にするのがコツですよ。
志望動機を書く前に整理すべき3つのこと
さて、例文を見る前に、まずは志望動機の土台作りから始めましょう。
いきなり書き始めても、薄っぺらい内容になっちゃうんですよね。僕も転職活動していた頃、最初は「なんとなく良さそう」みたいな曖昧な理由で書いて、見事に落ちました(笑)
そこで学んだのが、この3つを事前に整理することの大切さです。
なぜその職場を選んだのか?を深掘りする
転職理由を明確にするのが最初のステップ。
「給料が安いから」「人間関係が嫌だから」って理由もあると思います。でも、それをそのまま伝えるわけにはいかないですよね?
だから、ネガティブな理由をポジティブに変換する作業が必要なんです。例えば:
- 給料が安い → より専門性を活かせる環境で成長したい
- 残業が多い →効率的な働き方で患者さんと向き合う時間を増やしたい
- スキルアップできない →新しい治療技術を学べる環境に身を置きたい
あなたの本音はなんですか?それを前向きな表現に変えてみてください。
応募先のリサーチは必須です
次に応募先の情報収集。これ、めちゃくちゃ大事。
ホームページを見るのは当然として、以下もチェックしてみて:
- 病院・施設の理念や方針
- 力を入れている治療分野
- 職員数やOTの人数
- 最近の取り組みやニュース
- 口コミサイトの評判(参考程度に)
僕の場合、転職先を決める時に実際に見学に行ったんです。そこで感じた雰囲気や、スタッフの方との会話から得た情報を志望動機に盛り込みました。
「実際に見学させていただいた際に〜」って具体的に書けると、本気度が伝わりますよ。
最後に自分の強みの棚卸し。これまでの経験で何ができるようになったか、どんな患者さんと関わってきたか、どんな成果を出したかを整理しておく。
「〇年間で約△名の患者さんを担当し、特に××分野で成果を出してきました」みたいに数字を入れると説得力が増します。
この3つが整理できれば、あとは例文を参考にしながら自分なりの志望動機を作るだけ。準備が8割ですからね。
面接で志望動機を伝える時の5つのコツ
「なぜうちなのか?」に答えられますか?
書類選考を通過して、いざ面接!
でも志望動機って、書くのと話すのじゃ全然違うんですよね。書類では伝わっていても、面接官の前に座ると頭が真っ白になっちゃう。僕も経験あります(笑)
面接で一番大切なのは「なぜここなのか?」を具体的に答えること。これができないと、どんなに立派な志望動機も響きません。
例えば回復期病院への転職なら:
「前職の急性期で、退院後の患者さんの生活がどうなったか気になることが多くて。特に70代の脳梗塞の方が、家族に『もう歩けない』と言われているのを見て、もっと生活に寄り添った支援がしたいと思ったんです」
こんな風に、実体験を交えて話せると説得力が段違い。面接官も「この人は本気だな」って感じてくれます。
僕が面接で失敗した話
実は僕、2回目の転職で大失敗したことがあるんです。
準備は完璧だと思ってました。志望動機も暗記して、想定質問も準備済み。でも面接官から「うちの理念についてどう思いますか?」って聞かれて、頭が真っ白に。
理念なんて調べてなかった…。
その時学んだのが、相手の立場に立って考える大切さ。面接官は「この人が来たら職場にどんな変化があるか?」を知りたいんです。
だから今では面接前に必ずこんな準備をします:
- その施設の理念・方針を調べる
- どんな患者さんが多いかリサーチ
- 自分が貢献できることを3つピックアップ
- 逆質問を5つ以上用意
熱意って、準備の深さに現れるんですよね。「この施設のことをこんなに調べてくれたんだ」って思ってもらえると、それだけで印象が変わります。
あと、緊張するのは当たり前。でも「緊張してます」って素直に言っちゃった方が、変に取り繕うより好印象だったりします。
面接は一発勝負だからこそ、事前準備が全て。あなたの経験と熱意を、相手に伝わる形で準備しておきましょう。
志望動機でやってはいけない5つのNG例
これはマジでやめた方がいい志望動機
志望動機を書く前に、絶対にやってはいけないNG例を知っておいてください。僕が面接官として見てきた中で、「これは落とすしかない…」と思った志望動機を紹介します。
リアルな話、この5つのどれかに当てはまる志望動機を書く人、めちゃくちゃ多いんです。
NG例1:給料・休日などの条件面ばかり
- 「給与が高く、年間休日120日以上で魅力的だったため」
- 「残業が少なく、プライベートを重視できそうだから」
- 「福利厚生が充実していて働きやすそう」
条件面が大事なのは分かります。でも、それだけじゃ「うちじゃなくても良いよね?」って思われちゃう。条件面は最後にちょっと触れる程度にしましょう。
NG例2:前職の不満を述べる
- 「前の職場は人間関係が最悪で…」
- 「残業が多すぎて体調を崩したため」
- 「上司のパワハラに耐えられなくなって」
気持ちは分かるけど、これは絶対ダメ(笑)。面接官は「うちでも同じこと言うんじゃないか?」って不安になります。転職理由はポジティブに言い換えることが超重要です。
NG例3:抽象的すぎる内容
- 「患者様のために頑張りたいと思ったから」
- 「やりがいのある仕事をしたくて」
- 「スキルアップを目指しているため」
これ、誰でも言えちゃいますよね?具体的なエピソードや経験がないと、まったく印象に残らない。「で、具体的には?」って突っ込まれて終わりです。
NG例4:応募先の情報不足が丸わかり
- 「リハビリテーションに力を入れていると聞いて」(どこでも言える)
- 「地域密着型の医療を提供していて素晴らしいと思った」(調べてない証拠)
- 「チーム医療を重視していて魅力的」(HP見ただけでしょ?)
これはマジでバレます。面接官は「うちのこと何も知らないな」って一発で分かっちゃう。最低でもHPは隅々まで読み込んでください。
NG例5:自分本位な志望動機
- 「家から近くて通いやすいため」
- 「知り合いが働いていて紹介されたから」
- 「とりあえず転職したくて応募しました」
これは論外ですね。「あなたの都合で応募されても困る」って思われて当然。相手にとってのメリットを考えて志望動機を組み立てましょう。
僕が面接官をやってた時、この5つのどれかに該当する人は、ほぼ100%お見送りでした。だって、「この人を採用するメリット」が全然伝わってこないんですもん。
あなたはこんな志望動機、絶対に書かないでくださいね。次は、実際に採用される志望動機の例文を見ていきましょう。
転職成功率を上げる志望動機の準備方法
志望動機って、一人で考えてると「これで本当にいいのかな?」って不安になりませんか?
実は、転職成功率を大きく左右するのが事前準備の質なんです。僕が10年間で見てきた転職成功者の共通点は、しっかりとした準備をしていること。特に志望動機の磨き上げに時間をかけてる人ほど、希望の職場に転職できてますね。
転職エージェントで志望動機の質が変わる理由
正直、転職エージェントを使うかどうかで志望動機の完成度は全然違います。
なぜかって?彼らは採用する側の本音を知ってるからです。「この病院の院長は回復期経験を重視してる」「この施設は残業の少なさをアピールポイントにしてる」みたいな内部情報を持ってるんですよ。
実際、転職エージェントを利用した作業療法士の内定率は約78%(一般的な転職活動は約45%)というデータもあります。履歴書添削サービスを受けた人に限ると、さらに高い数字になる。
僕の知り合いのOTも「一人で書いた志望動機はボロボロだった(笑)」って言ってました。でも、エージェントと一緒に作り直したら、3社連続で書類通過したんです。
面接練習も超重要。志望動機をどう話すかで印象は180度変わりますからね。「えーっと」「あのー」が多い人は、どんなに良い志望動機でも伝わりません。
おすすめの転職エージェント3選
作業療法士の転職なら、この3つは押さえておきたい:
- PT・OT・ST WORKER:リハビリ職専門で求人数No.1。履歴書添削が丁寧
- マイナビコメディカル:大手の安心感。面接対策が充実してる
- メドフィット:地方求人に強い。急性期から訪問まで幅広くカバー
ここだけの話、僕も実際にPT・OT・ST WORKERを使ったことがあるんですが、担当者が元OTだったので話が早かった。志望動機も「この表現だと採用側に刺さりにくい」って具体的にアドバイスしてくれましたね。
一人で悩んでる時間がもったいない。プロの力を借りて、確実に内定を掴みましょう。
今すぐ始められる志望動機作成の3ステップ
まずは転職エージェントに相談してみませんか?
「志望動機って、どこから手をつければいいの?」って思いますよね。実際、僕も転職活動始めたての頃は、真っ白な画面を前に1時間くらい固まってました(笑)
でも大丈夫。志望動機作りには3つのステップがあるんです。
ステップ1:自己分析シートの作成
まずは自分の棚卸しから。A4用紙1枚に以下を書き出してください。
- 今までの経験年数と配属先
- 得意な分野・苦手な分野
- 今の職場で感じてる不満
- 5年後になりたい自分
「そんなのわからない」って人も多いんですけど、とりあえず思いつくまま書けばOK。完璧を求める必要はありません。
ステップ2:応募先リサーチ
次に転職先候補の情報収集です。ホームページだけじゃ足りませんよ?
病院なら理念や力を入れてる分野。訪問なら利用者層や地域性。介護施設なら運営方針を調べる。口コミサイトもチェックして、実際の職場環境も把握しておきましょう。
ステップ3:志望動機の構成と推敲
ここで先ほどの自己分析と企業研究を合体させます。
「私の○○な経験を活かして、御院の△△に貢献したい」という流れで組み立てる。最初は箇条書きでもいいので、とにかく文章にしてみてください。
で、ここからが重要なんですが…
一人でやるより、転職エージェントと一緒に作る方が絶対に効率的です。
なぜかって?彼らは何百人もの作業療法士の転職をサポートしてるから、「この病院にはこういう志望動機が刺さりやすい」っていうデータを持ってるんですよ。
僕も最初は「自分で全部やらなきゃ」って思ってたけど、エージェントに相談してから志望動機の質が格段に上がりました。面接官の反応も明らかに違う。
特にPTOTSTワーカーやマイナビコメディカルなら、作業療法士専門のアドバイザーが志望動機の添削から面接対策まで無料でやってくれます。
「でも、まだ転職するか決めてないし…」って遠慮する必要ないですよ。情報収集だけでも全然OK。むしろ早めに相談した方が、いい求人に出会える確率が上がります。
この記事を書いた人
富永康太(元理学療法士)
臨床経験10年以上。現在はDOPグループ代表として、リハビリ職の転職・キャリア支援に携わる。「給料が安い」「転職が不安」——そんなPT・OT・STの悩みに、現場を知る人間として本音でお答えします。
