理学療法士の手取り給料、正直少なくないですか?
僕も新人時代は手取り16万円でした
理学療法士の給料って、正直少なくないですか?
僕も新人の頃、初任給の手取りが16万円だったんです。額面は22万円だったけど、社会保険料とか税金を引かれると、こんなもんなんだなって感じで。
でも正直、ショックでした。
3年間勉強して、実習も乗り越えて、国家試験も合格して。それでこの金額?って思いましたもん(笑)
あなたも同じような気持ちになったことありませんか?
特に一人暮らしを始めたときは本当にキツかった。家賃6万円のアパートに住んでたんですけど、手取り16万円から家賃引いたら10万円。食費、光熱費、スマホ代を払うと、もうほとんど残らない状況。
「これで本当にやっていけるの?」って不安になりますよね。
「この給料でやっていけるの?」という不安
周りの友達と比べちゃうんですよね。同じ年の友達が一般企業に就職して、初任給から手取り20万円以上もらってるって聞くと、正直羨ましかった。
「理学療法士って国家資格なのに、なんでこんなに給料安いんだろう」って思ったことありません?
僕の場合、5年目でようやく手取り20万円を超えました。でも、それでもまだ同世代と比べると低い。結婚を考え始めた頃は、「この給料で家族を養えるのか?」って本気で悩んだんです。
だって、手取り20万円台前半で家族を支えるって、かなり厳しいじゃないですか。
でも諦める必要はないんです。実は理学療法士でも、職場選びや働き方を変えることで、手取り30万円以上を目指すことは十分可能なんですよ。
僕の10年間の給与明細も含めて、リアルな手取り金額をお見せします。そして、どうすれば給料を上げられるのかも具体的にお話しますね。
同じ悩みを持つ理学療法士として、あなたの参考になれば嬉しいです。
理学療法士の手取り給料【年代別・職場別の現実】
それでは、理学療法士の手取り給料を具体的に見ていきましょう。僕自身の給与明細や、周りの同僚たちのデータも含めて、リアルな数字をお伝えします。
新人PT(1〜3年目)の手取り給料
新卒1年目の手取りは15〜18万円が一般的です。総支給額だと20〜23万円くらいですね。
僕が1年目の時の手取りは16万5千円でした。正直、実家暮らしじゃないとキツい金額(笑)。3年目になると、昇給で手取り17〜20万円まで上がる職場が多いです。
ただし、ボーナスが出るかどうかで年収は大きく変わります。年2回のボーナスがある職場なら、年収300〜350万円。ボーナスなしだと250万円程度になってしまうんですよね。
中堅PT(4〜10年目)の手取り給料
この時期が一番給料の差が出る年代です。
手取り18〜25万円と幅が広いんです。昇進や資格取得、職場の昇給制度によって大きく変わってきます。僕の7年目の時は手取り22万円でした。
でも、同期で転職した友人は手取り26万円もらってて、「転職って大事だな」って痛感しましたね。年収でいうと350〜450万円の範囲に収まることが多いです。
ベテランPT(11年目以上)の手取り給料
ここからは職場による格差がさらに広がります。
一般的な病院勤務だと手取り22〜28万円程度。でも、管理職や専門職として活躍している人は手取り30万円を超えることもあります。
僕の知り合いで15年目のPTは、訪問リハビリで手取り35万円もらってます。経験を活かせる職場選びが重要ってことですね。
職場別手取り給料比較(病院・施設・クリニック)
職場の種類で給料は結構変わるんです。
- 急性期病院:手取り18〜26万円(夜勤手当あり)
- 回復期病院:手取り17〜24万円
- 老健施設:手取り16〜22万円
- 訪問リハビリ:手取り20〜35万円(歩合制あり)
- クリニック:手取り15〜23万円
地域差も無視できません。東京だと手取り20万円でも家賃で消えちゃうけど、地方なら生活に余裕があったりします。あなたの地域はどうですか?
正直、給料だけ見ると「理学療法士って稼げない職業だな」って思っちゃいますよね。だからこそ、職場選びや働き方を工夫することが大切なんです。
僕の給料手取り推移を全公開【PT歴10年の給与明細】
新人時代(1〜3年目):手取り16〜19万円
僕の新人時代、マジで貧乏でした(笑)。
1年目の給与明細見返すと、手取り16万3000円。総支給で21万円でした。熊本の回復期病院だったんですが、当時は「まあこんなもんかな」って思ってたんですよね。
でも家賃6万のアパートに住んでたから、生活費引いたらほとんど残らない。実家暮らしの同期が羨ましかったです。
3年目で昇給して手取り19万円になった時は「やったー!」って喜んでたけど、今思うとめちゃくちゃ安い。ボーナスも年2回で計60万円程度。年収にすると約300万円でした。
転職後(4〜7年目):手取り23〜26万円
4年目で思い切って転職しました。これが人生の転換点。
福岡の急性期病院に移ったら、いきなり手取り23万円。5万円近くアップしたんです。「え、同じPTなのにこんなに違うの?」って衝撃でした。
でも失敗もあって。6年目で訪問リハに転職した時は、思ったより稼げなかった。歩合制だったんですが、最初は件数取れなくて手取り21万円まで下がっちゃって。「あー、やっちゃった」って後悔しました。
その後、別の訪問ステーションに移って手取り26万円まで回復。場所選びって本当に大事なんですよね。
現在(8〜10年目):手取り28〜32万円
今は複数の収入源があります。メインの職場で手取り28万円、副業で月4〜6万円。合計すると手取り32〜34万円程度です。
去年、うちの協会の講座に来てくれたOTさんが「年収360万で10年やってきたけど、もう限界です」って言ってて。聞いてて胸が痛かった。僕も転職しなかったら、きっと同じ状況だったと思います。
現在の年収は約480万円。新人時代と比べると180万円アップです。でも、これって特別すごいわけじゃない。職場選びと働き方を変えただけなんですよね。
あなたも今の給料に納得いってないなら、絶対に行動した方がいいです。僕みたいに「もっと早く転職すればよかった」って後悔しないためにも。
理学療法士の手取りが少ない3つの理由
でも、なんで理学療法士の手取りってこんなに少ないんでしょうね?
僕も新人の頃は「国家資格なのになんで…」って思ってました。けど、10年間この業界にいて分かったことがあります。理由は明確に3つあるんです。
診療報酬に縛られた給料設定
これが一番大きな理由。
理学療法士の給料って、基本的に診療報酬制度で決まってるんです。国が「リハビリ1単位につき◯◯円」って決めてるから、病院や施設の収益に上限があるんですよね。
例えば、理学療法の診療報酬は1単位(20分)で245点(2,450円)。僕らがどんなに頑張っても、この金額は変わりません。だから病院側も「給料上げたくても上げられない」っていうのが本音なんです。
営業職みたいに「売上を2倍にしました!」って成果が数字で見えないのも痛いところ(笑)
PT養成校の増加で供給過多
これもマジで深刻な問題。
2000年頃から理学療法士の養成校がめちゃくちゃ増えたんです。僕が学生の頃(2010年代前半)でも「就職先がない」って先輩が嘆いてました。
今は年間約13,000人の理学療法士が誕生してます。でも求人数は…正直足りてない。需要と供給のバランスが完全に崩れてるんですよね。
病院側も「選び放題」だから、給料を上げる必要がない。「嫌なら辞めればいい、代わりはいくらでもいる」っていう状況になってしまってます。
年功序列で昇給が頭打ち
これが個人的に一番もどかしい。
多くの医療機関って、いまだに年功序列システムなんです。どんなに優秀でも、どんなに患者さんから感謝されても、昇給は年2,000〜3,000円程度。
僕の前職でも、10年目のベテランと5年目の僕の給料差が月1万円しかありませんでした。これじゃあモチベーション上がりませんよね?
しかも管理職のポストは限られてるから、主任や課長になれるのは一握り。「頑張っても給料上がらない」って諦めてる同僚を何人も見てきました。
だって考えてみてください。他の業界なら実力次第で年収500万、600万って普通にあるのに、PTは頭打ちが早すぎる。
この3つの理由を知ってから、僕は「今の職場にいても給料は上がらない」って確信したんです。
手取りを上げたい理学療法士がやるべき5つの方法
でも、諦めるのはまだ早いですよ。手取りを上げる方法って、実は結構あるんです。僕が10年間で試した中で、確実に効果があった5つの方法をお教えしますね。
転職で手取りを5〜10万円アップさせる
これ、マジで一番効果的です。僕も6年目で転職したとき、手取りが月7万円上がりました。
理学療法士の転職市場って思ってる以上に活発なんですよ。特に訪問リハビリや自費リハビリの分野は人手不足で、好条件を出してくれる事業所が多い。
転職活動のコツは「今の条件より必ず上を狙う」こと。妥協しちゃダメです。年収400万円なら450万円以上、手取り20万円なら25万円以上を目指してください。
専門資格で差別化を図る
認定理学療法士や専門理学療法士の取得で、資格手当がもらえる職場って結構あります。月5,000円〜2万円の手当が付くところも。
でも正直、資格手当だけじゃなくて「転職時の武器」として使う方が効果的ですね。僕の知り合いは心臓リハの専門資格を取って、循環器病院に転職で年収50万円アップしてました。
副業で月5〜10万円の収入源を作る
副業解禁の職場なら、これは絶対やるべき。
- 訪問リハビリの単発バイト(1件5,000円〜8,000円)
- オンラインでの運動指導(月3〜5万円)
- リハビリ系のライター業務(記事1本3,000円〜)
- セミナー講師(1回2〜10万円)
僕も土日の単発バイトで月8万円くらい稼いでた時期があります。体力的にはキツいけど、手取りが一気に増えるから頑張れるんですよね(笑)
管理職を目指して役職手当をゲット
主任で月1〜3万円、課長クラスで5〜10万円の役職手当が付く職場が多いです。
ただし、これは「管理職になりたい人」限定ですね。責任も増えるし、残業も増える可能性が高い。僕は管理職向いてないって分かってたから、この道は選びませんでした。
現職場での給料交渉術
「給料上げてください」って直接言うのは難しいですよね?でも、やり方次第で可能なんです。
転職の意思を匂わせるのが一番効果的。「他の職場から声をかけられてて…」って相談ベースで話してみてください。優秀な職員を失いたくない職場なら、条件改善を検討してくれる可能性があります。
実際、僕の後輩はこの方法で月2万円の昇給をゲットしてました。ただし、本当に転職する覚悟がないと逆効果になるから注意が必要ですけどね。
あなたも今の状況を変えたいなら、まずは転職市場を調べることから始めてみませんか?
手取り30万円超えを実現した理学療法士の転職体験談
Aさん(28歳):手取り20万円→32万円にアップ
Aさんは総合病院で5年働いて、手取り20万円で頭打ちになってました。残業代も出ないし、昇給は年5000円程度。
「このままじゃヤバい」って思って転職を決意。
転職エージェントに相談したところ、訪問リハ業界が狙い目だと教えてもらったんです。実際に面接で「前職の給与が低かったので、スキルに見合った給与を希望します」とストレートに伝えました。
結果は基本給26万円、各種手当込みで手取り32万円。月12万円のアップです(笑)
Bさん(35歳):訪問リハで手取り35万円達成
Bさんは回復期病院で10年働いてたベテランPT。でも手取りは25万円止まり。
「家族を養うには厳しい」って悩んでたとき、僕が紹介した転職エージェント経由で訪問リハの会社に出会いました。
ここがすごいんですが、面接で年収500万円を提示されたそう。手取りで35万円くらいになる計算です。理由は「経験豊富なPTが欲しかった」から。
タイミングって大事ですよね?
転職エージェントを使った給料交渉のコツ
この2人の成功例から学べることがあります。
- 市場価値を客観視する:エージェントが相場を教えてくれる
- 希望金額を具体的に伝える:「もう少し」じゃダメ
- スキルと経験をアピール:なぜその金額なのか根拠を示す
僕も実際に転職エージェントを使ったことがありますが、一人で転職活動するより確実に条件が良くなります。
エージェントが企業と給与交渉してくれるから、自分で言いにくいことも代わりに伝えてくれるんです。これ、マジで助かる。
特にPT/OT/ST WORKERは理学療法士の転職に特化してて、給与交渉も得意。無料だし、相談だけでも価値ありますよ。
理学療法士が高収入を狙える職場・地域はここ!
でも実際、どこで働けば手取りが上がるのか気になりますよね?
僕が10年間で見てきた中で、確実に高収入を狙える職場があります。これから紹介する場所は、マジで給料が違う。
訪問リハビリで手取り30万円超えを狙う
訪問リハビリは間違いなく稼げます。
なぜなら、1件あたりの単価が高いから。病院だと1単位20分で約2,000円だけど、訪問は1件(約40分)で8,000円くらい。効率が全然違うんですよね。
- 月給35万円〜40万円(手取り28万円〜32万円)
- インセンティブ制で件数に応じて追加報酬
- 移動時間も給与に含まれる場合が多い
- 土日休みで残業ほぼなし
僕の知り合いのPTは、訪問で月50件回して手取り35万円もらってました。体力的にはキツイけど、稼ぎたいなら最有力候補。
美容・自費診療クリニックの高収入求人
これ、意外と知られてないんですが美容系は給料いいんです。
保険診療じゃないから、クリニック側も高い料金設定ができる。だから従業員にも還元されるって仕組み。
- 月給30万円〜45万円(手取り24万円〜36万円)
- 歩合制で売上に応じてボーナス
- 美容機器の操作スキルが身につく
- 接客スキルも向上する
ただし、営業要素があるので向き不向きはあります。でも「人と話すのが好き」なら、かなりおすすめ。
地方の医療法人で管理職を目指す
地方の大きな医療法人は狙い目ですね。
なぜかというと、人材不足で管理職のポストが空きやすいから。都市部だと競争激しいけど、地方なら比較的早く昇進できる。
- 主任クラス:月給28万円〜32万円
- 課長クラス:月給35万円〜42万円
- 住宅手当や家族手当が充実
- 退職金制度もしっかりしてる
僕も地方の病院で働いてた時期があるんですが、生活コストが安い分、実質的な収入は都市部より良かったです。
首都圏vs地方の給料比較
これ、みんな気になるところですよね?
首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)
- 新卒:手取り18万円〜22万円
- 3年目:手取り20万円〜25万円
- 5年目:手取り22万円〜28万円
- 家賃相場:8万円〜12万円
地方都市(福岡・名古屋・大阪など)
- 新卒:手取り16万円〜20万円
- 3年目:手取り18万円〜23万円
- 5年目:手取り20万円〜26万円
- 家賃相場:5万円〜8万円
首都圏の方が給料は高いけど、生活費も高い。だから手取りから家賃を引いた「実質収入」で考えることが大事。
特に九州や四国の医療法人は、意外と給料良くて生活しやすいんですよ。僕の同期で熊本に転職した子は「東京より豊かな生活してる」って言ってました(笑)
理学療法士の給料アップに強い転職エージェント3選
じゃあ実際に給料アップを狙うなら、どの転職エージェントを使えばいいの?って話ですよね。
僕も10年間で3回転職してるんですけど、エージェント選びでマジで年収が50万円以上変わります。ここだけの話、最初の転職では自分で探して失敗したんですよ(笑)
レバウェルリハビリ:高収入求人に特化
年収400万円以上の求人が7割以上という、給料重視のPTには最強のエージェントです。
僕が2回目の転職で使ったんですけど、担当者が「富永さん、この病院なら年収380万円から420万円にアップできますよ」って具体的な金額まで教えてくれて。実際その通りになりました。
でも関東・関西の求人が多めなので、地方の人はちょっと選択肢が少ないかも。
PTOTSTワーカー:地方求人も充実
地方在住なら絶対ここ。全国47都道府県の求人があって、僕の熊本でも結構な数の募集がありました。
特に訪問看護ステーションの求人が豊富で、「手取り25万円以上確約」みたいな条件の良い職場も見つかります。担当者も地方の医療事情に詳しくて、「この地域なら○○病院がおすすめです」って的確なアドバイスくれるんです。
マイナビコメディカル:大手の安心感
やっぱり大手の安心感って大きいですよね。求人数は業界トップクラスだし、企業との太いパイプがあるから給料交渉もしやすい。
僕の後輩が使ったときは、面接の同行までしてくれて「年収の件、こちらでお話しさせていただきます」って代わりに交渉してくれたって言ってました。自分で言いにくいことも任せられるのが良いところ。
この記事を書いた人
富永康太(元理学療法士)
臨床経験10年以上。現在はDOPグループ代表として、リハビリ職の転職・キャリア支援に携わる。「給料が安い」「転職が不安」——そんなPT・OT・STの悩みに、現場を知る人間として本音でお答えします。
