訪問リハビリのPT・OTが転職を考える「リアルな理由」
「1人で判断するプレッシャーがしんどい」
訪問リハビリって、病院と全然違いますよね?
病院なら「先生、この患者さんどうしましょう?」って気軽に聞けるけど、訪問だと基本的に1人で全部判断しないといけない。これがまた重い。
僕も最初の頃、利用者さんの状態が急に悪化した時にめちゃくちゃ焦りました(笑)。「これ、救急車呼ぶレベル?それとも様子見?」って一人で悩んで、結局上司に電話で相談したんですけど、その時の心臓バクバク感は今でも覚えてます。
特に経験年数が浅いPT・OTの方だと、このプレッシャーがかなりきついんです。毎日が判断の連続ですからね。
移動時間が給料に反映されない現実
これ、マジでもったいない。
1日の半分は移動してるのに、その時間は基本的に無給。しかも渋滞にハマったり、利用者さんの家が分からなくて迷子になったり(笑)。
実際に僕の元同僚で、病院から訪問リハビリに転職して年収が80万円上がったケースがあります。でも最初は「移動時間がもったいない」って愚痴ってましたね。
時給換算すると、実は病院時代の方が良かったなんてこともザラにあります。
あなたも計算してみてください。移動時間を含めた実労働時間で時給を出すと、思ってたより低くないですか?
キャリアアップが見えない不安
訪問リハビリって、基本的にずっと現場なんですよね。
病院なら主任になったり、科長になったり、研究に携わったりとキャリアパスが見えるけど、訪問だと「10年後も同じことやってるのかな…」って不安になりません?
特に20代後半から30代のPT・OTの方は、この悩みを抱えてる人が本当に多い。
- 管理業務をやりたいけど、ポストが少ない
- 専門性を深めたいけど、勉強会に参加する時間がない
- 給料は上がるけど、スキルアップが頭打ちになる
だって訪問って、基本的に1対1の関係性じゃないですか。チームワークとか、後輩指導とか、そういう経験を積みにくいんです。
でも安心してください。実は訪問リハビリの経験って、転職市場ではめちゃくちゃ評価が高いんです。なぜかって?それは…
訪問リハビリPT・OTの転職市場|需要と年収の実態
訪問リハビリの求人倍率は3.8倍|売り手市場の今
まず現実を見てみましょう。
2024年のリハビリ職求人データを調べたら、びっくりする数字が出てきました。訪問リハビリの求人倍率は3.8倍。つまり、1人の求職者に対して約4つの求人があるんです。
病院が1.2倍、介護施設が2.1倍なので、圧倒的に訪問リハビリが有利。
これって何を意味するか分かりますか?あなたが「転職したい」と思った瞬間から、複数の事業所が取り合いになるってことです(笑)。僕の知り合いのPTも、3社から内定もらって年収交渉で50万円アップした人がいます。
PT・OT別年収比較|訪問リハビリvs病院vs介護施設
お金の話、しましょうか。
2024年の年収データ(関東圏・経験5年目)を見ると:
- 訪問リハビリPT:平均456万円
- 訪問リハビリOT:平均442万円
- 病院PT:平均398万円
- 病院OT:平均385万円
- 介護施設PT:平均421万円
- 介護施設OT:平均408万円
差は歴然ですよね。訪問リハビリは病院より年収50〜60万円高いんです。
でも「なんで訪問がこんなに高いの?」って思いません?理由は単価の違い。病院の診療報酬は1単位245円だけど、訪問リハビリは1回約8,000円。事業所の収益性が全然違うから、スタッフにも還元できるんです。
2024年介護報酬改定の影響
今年の介護報酬改定で、訪問リハビリ業界にちょっとした変化が起きてます。
良いニュースから。リハビリテーションマネジメント加算が新設されて、質の高いリハビリを提供する事業所はさらに収益アップ。つまり、スキルの高いPT・OTはもっと評価されるようになりました。
実際、僕が知ってる事業所では「質を重視したリハビリができる人材」の採用を強化してて、経験豊富なセラピストには年収500万円超えのオファーも出してます。
一方で、人員基準が厳しくなったから、「とりあえず人数を確保したい」っていう事業所は淘汰される流れに。
つまり、今が転職のベストタイミングなんです。質を重視する優良事業所が、経験者を高待遇で迎え入れようとしてるから。あなたの訪問リハビリ経験が、まさに求められてる人材像とマッチしてるってわけです。
訪問リハビリから転職する時の「3つの選択肢」
でも実際に転職するとなると、「どこに行けばいいの?」って悩みますよね?
僕もこれまで200人以上の訪問リハビリPT・OTの転職相談に乗ってきたんですが、みんな意外と選択肢を知らないんです。実は、訪問リハビリ経験者には3つの黄金ルートがあるんですよ。
病院・クリニックへの復帰|安定重視なら
「やっぱり病院が一番安心」って思ってるあなた。
実は病院側も訪問リハビリ経験者を欲しがってるんです。なぜかって?在宅復帰支援が診療報酬で重視されてるから。あなたの在宅目線での退院支援スキルが、めちゃくちゃ評価されます。
- メリット:福利厚生充実、教育体制あり、チーム医療の安心感
- デメリット:年収は下がりがち(50〜100万円ダウンも)、時間の自由度は減る
- 向いてる人:安定志向、スキルアップ重視、チームワーク好き
僕の知り合いの田中さん(PT・35歳)も、訪問から回復期病院に転職したんですが「退院支援で重宝されてる」って喜んでました。
別の訪問リハビリ事業所|環境を変えたいなら
「訪問リハビリは好きだけど、今の職場がちょっと…」
そんなあなたには、事業所の乗り換えがおすすめ。同じ訪問でも、事業所によって年収も働きやすさも全然違うんです。これマジで。
- メリット:経験を活かして即戦力、年収アップの可能性大、慣れた働き方を継続
- デメリット:事業所選びを間違えると同じ悩みの繰り返し、情報収集が重要
- 向いてる人:訪問リハビリが好き、年収アップ重視、独立志向もある
実際、僕が転職支援した佐藤さん(OT・29歳)は、同じ訪問でも年収が480万円から580万円にアップしました(笑)。事業所によってここまで差があるんです。
デイサービス・老健|ワークライフバランス重視なら
「もうちょっと楽に働きたい」って思ってません?
デイサービスや老健なら、残業ほぼゼロで土日休みが基本。しかも訪問リハビリ経験者なら、利用者さんの在宅生活をイメージしたリハビリができるから、すごく重宝されるんです。
- メリット:ワークライフバランス◎、ストレス少なめ、チームケアの楽しさ
- デメリット:年収は横ばい〜微減、単調に感じる可能性、スキルアップは限定的
- 向いてる人:プライベート重視、家庭との両立、ストレス軽減したい
特に子育て中のママさんPT・OTには、めちゃくちゃ人気の選択肢ですね。
どの道を選ぶかは、あなたの価値観次第。でも大切なのは、今の経験を武器にして、より良い環境を手に入れるってこと。そのためには、まず情報収集から始めてみませんか?
僕が実際に見た「転職成功者」と「失敗者」の違い
年収50万円アップした30代PTの転職術
まずは成功例から。
僕の知り合いのPT、田中さん(仮名)は訪問リハビリで年収50万円アップを実現しました。彼のすごいところは、転職活動を始める前に徹底的に準備したこと。
「富永さん、俺は今の職場で3年間、在宅での歩行訓練と福祉用具選定のスキルを磨いてきた。でも給料が全然上がらないんですよ」って相談されたんです。
彼がやったのは、まず自分の市場価値を正確に把握すること。転職サイトで同じ経験年数のPTがどのくらいもらってるか調べまくってました(笑)。そして面接では、具体的な成果を数字で説明。「月間訪問件数を20%向上させた」「利用者の歩行能力向上率が80%」みたいに。
結果、年収380万円から430万円の職場に転職成功。「準備の差だった」って言ってましたね。
「とりあえず転職」で後悔したOTの話
一方で、失敗例もあるんです。
同じ時期に転職した作業療法士の山田さん(仮名)。彼女は「とりあえず今より給料がいいところ」って理由で転職しました。でも、これが大失敗。
確かに月給は3万円上がったんです。けど働いてみると、1日の訪問件数が前職の1.5倍。移動時間も含めると12時間労働が当たり前。「時給で計算したら前より下がってる」って嘆いてました。
彼女が見落としたのは、労働条件の詳細確認。面接で「1日何件訪問するんですか?」「残業はどのくらい?」って聞いてなかったんです。
だって面接って緊張するし、給料のことしか頭になかったって。気持ちはわかるけど、これはもったいない。
地方から都市部への転職を成功させた秘訣
最後に、地方から東京に出てきた佐藤さん(仮名・PT)の話。
彼は宮崎の訪問リハビリで5年働いてたんですが、「もっと専門性を高めたい」って東京の大手訪問看護ステーションに転職しました。年収も100万円近くアップ。
成功の秘訣は?「転職エージェントをフル活用した」って言ってました。
地方にいると都市部の情報って入ってこないじゃないですか。だから専門のエージェントに相談して、職場の雰囲気から給与交渉まで全部サポートしてもらったんです。面接対策も何回もやってくれたって。
あなたも似たような状況なら、一人で悩まずプロに相談してみませんか?情報の差って、本当に転職結果を左右しますから。
訪問リハビリPT・OTの転職活動|絶対に押さえるべき5つのポイント
転職って、やっぱり戦略が大事なんですよね。特に訪問リハビリから転職する場合は、一般的な転職活動とはちょっと違うポイントがあります。
僕が10年間見てきた中で、「これをやってたら絶対成功する」って方法を5つにまとめました。実際にこれで年収50万円以上アップした人、マジで多いですから。
退職のタイミング|利用者さんへの配慮が最優先
訪問リハビリの退職って、タイミングが超重要。利用者さんとの関係があるから、急に辞めるわけにはいきませんよね?
理想は3ヶ月前の退職申告です。でも現実的には、最低でも1ヶ月半前には伝えましょう。引き継ぎ期間も考えると、これくらいは必要。
あと、退職理由を利用者さんに説明する時は「家庭の事情で」とか「体調管理のため」みたいな当たり障りのない理由がベター。正直すぎると、利用者さんを不安にさせちゃいますから。
履歴書・職務経歴書|訪問リハビリ経験のアピール方法
訪問リハビリの経験って、実は超アピールポイントなんです。でも書き方を知らない人が多すぎる(笑)
- 自立支援の視点:「在宅生活の継続を支援」
- 多職種連携力:「ケアマネ、ヘルパーとの調整経験」
- 問題解決能力:「限られた環境での訓練立案」
- コミュニケーション力:「家族指導、環境整備提案」
数字で示せるところは必ず数字を入れて。「月40件の訪問実績」「担当利用者数25名」みたいな感じで。
面接対策|「なぜ訪問リハビリを辞めるのか」の答え方
これ、絶対聞かれます。答え方次第で印象が180度変わるから要注意。
NGな答え方:「車の運転が嫌で」「一人で回るのが不安で」
OKな答え方:「チーム医療をより深く学びたくて」「急性期の経験も積みたくて」
要は、前向きな理由に変換することです。訪問リハビリの経験を活かして、さらにステップアップしたいって姿勢を見せる。これだけで面接官の印象は全然違いますから。
給与交渉|訪問リハビリ経験者だからこそできること
ここが一番大事かも。訪問リハビリ経験者って、実は交渉材料がめちゃくちゃあるんです。
在宅復帰支援の実績をアピールしましょう。病院側も在宅復帰率を上げたいから、あなたの経験は貴重。「前職では在宅復帰率85%を達成しました」とか具体的に言えると強い。
あと、家族指導スキルも大きな武器。退院指導で家族への説明が上手にできるPT・OTって、病院からすると欲しい人材なんですよね。
内定後の確認事項|後悔しないためのチェックリスト
内定もらって浮かれる気持ちは分かるけど、ここが一番重要。後で「聞いてない」って後悔する人、本当に多いから。
- 残業時間の実態(求人票と現実の差)
- 有給取得率(特に訪問リハビリ経験者は気になるはず)
- 研修制度の充実度
- 昇給・昇格の基準
- 退職金制度の詳細
特に残業については、必ず現場の人に聞いてみて。面接官の話と現実が違うケース、めちゃくちゃありますから。
転職活動って一人でやると見落としがちなポイントが多いんですよね。だからこそ、プロのサポートを受けることをおすすめします。
転職エージェントを使うべき理由|訪問リハビリPT・OTこそ活用を
「転職エージェントって必要?」→答えはYES
「転職エージェントなんて使わなくても、求人サイト見れば十分でしょ?」
そう思ってるPT・OTの方、めちゃくちゃ多いんです。でも、これって超もったいない考え方なんですよ。
僕も最初はそう思ってました(笑)。だって、自分で求人探せるし、わざわざ人に頼む必要ないじゃんって。けど実際に使ってみたら、全然違ったんです。
転職エージェントの最大のメリットは、あなたが知らない情報を教えてくれること。例えば、求人票には「月給28万円〜」って書いてあるけど、実際は35万円まで交渉可能だったりするんです。
訪問リハビリ経験者の市場価値を正しく評価してくれる
訪問リハビリって、実は転職市場でめちゃくちゃ評価されるスキルなんですよね。
なんでかって?
- 一人で判断・対応できる力
- コミュニケーション能力の高さ
- 臨機応変な対応力
- 利用者・家族との関係構築スキル
これって、どこの事業所でも欲しがる人材なんです。でも、あなた自身はそのすごさに気づいてない可能性が高い。
転職エージェントは、そんなあなたの市場価値を客観的に教えてくれるんです。「え、私ってそんなに評価されるの?」って驚く人、本当に多いですよ。
非公開求人で年収アップのチャンスが広がる
ここだけの話、好条件の求人って非公開なことが多いんです。
なぜかって言うと、年収400万円以上の求人を公開すると、応募が殺到しちゃうから。だから事業所側も「信頼できる転職エージェント経由で、質の高い候補者だけ紹介してほしい」って考えてるんです。
僕が知ってる訪問リハビリのPTは、転職エージェント経由で年収320万円から420万円にアップしました。しかも、残業はほぼゼロ。
「そんなうまい話あるの?」って思うかもしれませんが、これが現実なんです。
具体的な活用法としては、まず2〜3社の転職エージェントに登録してみてください。それぞれ得意分野が違うので、比較することであなたにとって最適な選択肢が見えてきますから。
【2024年最新】訪問リハビリPT・OTにおすすめの転職エージェント3選
僕がこれまで10年以上の現場経験で見てきた中で、「転職エージェント選びで人生変わった」って人、本当に多いんですよ。でも逆に、適当に選んで失敗した人も山ほど見てきました。
だからこそ、訪問リハビリに特化した転職エージェントを厳選して3つ紹介しますね。どれも僕が実際に使ったり、周りの理学療法士・作業療法士から評判を聞いたりして本当におすすめできるところです。
レバウェルリハビリ|訪問リハビリ求人数No.1
まず絶対に外せないのがレバウェルリハビリ。訪問リハビリの求人数が圧倒的に多いんです(業界トップクラス)。
僕の知り合いのPTも、ここで年収420万円→490万円にアップしました。担当者が訪問リハビリの業界事情を詳しく知ってるから、「この事業所は残業少なめ」「ここは教育制度が充実してる」みたいなリアルな情報をくれるんですよね。
特に都市部の求人に強くて、選択肢がめちゃくちゃ豊富。初回面談で10件以上の候補を出してくれることも珍しくないです。
PTOTSTワーカー|地方求人に強い
地方在住なら絶対にPTOTSTワーカーは登録すべき。他のエージェントが「その地域は求人ないです…」って言う場所でも、ちゃんと案件を持ってるんです。
実際に僕の後輩(熊本在住のOT)が使ったんですけど、年収380万円→450万円で転職成功しました。地方って求人情報が少ないから、こういう専門エージェントの存在は本当にありがたいですよね。
担当者も地方の事業所事情に詳しくて、「車通勤OK」「駐車場代負担あり」みたいな地方ならではの条件もしっかり確認してくれます。
マイナビコメディカル|大手の安心感
「転職エージェントって何となく不安…」って人には、マイナビコメディカルがおすすめ。マイナビグループの安心感は半端ないです。
求人の質が高いのも特徴で、福利厚生がしっかりした大手法人の案件が多め。僕が見た限り、年間休日120日以上の求人率が他社より明らかに高いんですよ(笑)
サポート体制も手厚くて、履歴書の
この記事を書いた人
富永康太(元理学療法士)
臨床経験10年以上。現在はDOPグループ代表として、リハビリ職の転職・キャリア支援に携わる。「給料が安い」「転職が不安」——そんなPT・OT・STの悩みに、現場を知る人間として本音でお答えします。
