# 作業療法士の転職サイトおすすめ5選|10年目OTが本音で比較した結果
「転職サイト、どれ使えばいいんだろう…」
検索すればするほど、どのサイトも同じようなことを書いていて余計に迷う。そんな経験、ありませんか?僕は元理学療法士ですが、周りのOTから転職相談を受けることが多く、「結局どのサイトがいいの?」という質問は本当によく聞きます。正直に言うと、サイトによって強み・弱みがはっきり分かれているので、自分に合ったものを選ばないと時間だけ無駄にします。熊本で10年以上リハビリ業界にいた経験と、転職サービスを調べ尽くした知識をもとに、作業療法士向けの転職サイトを本音で比較しました。
作業療法士の転職サイト選び、正直迷いますよね
転職を考え始めた作業療法士が最初にぶつかる壁。それが「転職サイトが多すぎて選べない」という問題です。
転職サイトが多すぎて比較できない問題
ざっと調べただけでも、作業療法士が使える転職サイトは20社以上あります。リハビリ職専門のサイト、医療系全般を扱うサイト、大手の総合転職サイト…正直、違いがわかりにくいですよね。
しかも厄介なのが、どのサイトも「満足度No.1」とか「求人数業界最大級」とか書いてあること。
「業界最大級」って、具体的に何件なんだよ…と突っ込みたくなります。
口コミサイトを見ても、良い評価と悪い評価が両方あって、結局どれが本当かわからない。僕自身、転職サービスを調べ始めた頃は比較サイトを10個くらい見ましたが、書いてあることがバラバラで混乱しました。
同僚のOTから聞いた「使って後悔したサイト」の話
熊本で一緒に働いていたOTの友人から聞いた話です。
彼女は某大手サイトに登録したんですが、担当者から「その条件だと熊本では厳しいですね。福岡まで通勤範囲を広げられませんか?」と言われたそうです。
…いや、片道2時間かかるんですけど。
結局、地元の求人はほとんど紹介してもらえず、3ヶ月経っても進展なし。別のサイトに登録し直したら、同じ熊本県内で希望に近い求人が5件も出てきたとのこと。
これ、サイト選びを間違えただけで3ヶ月無駄にした典型的なパターンなんです。
転職サイト選びって、最初の一歩を間違えると軌道修正に時間がかかる。だからこそ、最初にちゃんと比較しておくことが大事なんですよね。
作業療法士が転職サイトを選ぶときに見るべき3つのポイント
「とりあえず有名なところに登録すればいいでしょ」と思っていませんか?実は、それが失敗の始まりだったりします。選ぶときに見るべきポイントは3つです。
OT求人の「実際の」取扱数を確認する
転職サイトがアピールする「求人数◯万件」という数字、鵜呑みにしちゃダメです。
というのも、この数字には医師や看護師の求人が含まれていたり、同じ求人が複数カウントされていたりするケースがあるから。大事なのは「作業療法士の求人が何件あるか」です。
実際に各サイトでOT求人を検索してみると、こんな感じでした(2024年12月時点):
- PTOTSTワーカー:約4,000件
- レバウェルリハビリ:約3,500件
- PTOT人材バンク:約3,200件
- マイナビコメディカル:約2,800件
- ジョブメドレー:約2,500件
ただし、求人数が多ければいいってわけでもありません。都市部に偏っているサイトもあれば、地方に強いサイトもある。自分が住んでいるエリアの求人数をチェックするのが確実です。
担当者がリハビリ業界をわかっているか
ここ、意外と見落としがちなポイントです。
総合転職サイトや医療系全般のサイトだと、担当者がリハビリ業界のことをあまり知らないケースがあります。「回復期と維持期の違い」「介護施設でのOTの役割」「訪問リハの単価相場」…こういう話が通じないと、ミスマッチな求人を紹介されることになる。
僕が転職エージェントを初めて使ったとき、正直「こんなにラクでいいの?」と思いました。面接日程の調整とか全部やってくれるんです。でもこれ、業界をわかっている担当者だったからスムーズだったんだと後で気づきました。
リハビリ職専門のサイトは、担当者も業界事情を理解している人が多い。「急性期から回復期に移りたいんですけど、年収下がりますかね?」みたいな相談にも、具体的な数字で答えてくれます。
地方の求人に強いかどうか(都市部だけじゃない)
あまり知られていませんが、転職サイトによって「得意なエリア」がはっきり分かれています。
僕は熊本在住ですが、九州での転職活動って正直かなり大変です。東京や大阪だと選び放題の求人も、熊本だと10分の1以下になることもある。
試しに熊本県のOT求人を各サイトで検索してみると:
- 多いサイト:80〜100件
- 少ないサイト:20〜30件
3倍以上の差があるんです。
地方在住なら、全国展開のサイトだけじゃなく、地域密着型のサイトも併用するのがおすすめ。あるいは、地方の求人に力を入れているサイトを選ぶべきです。
作業療法士におすすめの転職サイト5選【2025年版】
ここからは、実際に僕が調べて「これは作業療法士に向いている」と思ったサイトを5つ紹介します。単なるスペック比較ではなく、「自分ならこう使う」という視点も入れています。
レバウェルリハビリ:リハ職特化で情報量が多い
最初におすすめしたいのがレバウェルリハビリです。
強み:
- PT・OT・ST専門なので、担当者の業界理解度が高い
- 職場の内部情報(人間関係、残業実態など)を詳しく教えてもらえる
- LINEでのやり取りができて連絡がラク
- 年収交渉のサポートが手厚い
弱み:
- 地域によっては求人が少ない
- 担当者から連絡が来るので、マイペースに探したい人には不向き
向いている人:
初めて転職する人、職場環境を重視したい人、年収アップを狙いたい人
ここだけの話ですが、レバウェルリハビリは「職場訪問」をしているので、求人票に載っていない情報をかなり持っています。「この病院、人間関係どうですか?」と聞けば、けっこう正直に教えてくれる。これ、他のサイトではなかなかない強みです。
無料登録は3分で完了するので、まず1社登録するならここがおすすめ。
PTOTSTワーカー:求人数トップクラス
とにかく求人数で選ぶならPTOTSTワーカー。OT求人だけで約4,000件は業界トップクラスです。
強み:
- 求人数が圧倒的に多い
- 地方の求人も比較的充実
- サポート実績が豊富
弱み:
- 担当者の質にバラつきがある(当たり外れあり)
- 電話連絡が多いと感じる人もいる
向いている人:
たくさんの求人を比較したい人、地方在住の人
僕の同僚は「最初の担当者と合わなかったけど、変えてもらったら対応がすごく良くなった」と言っていました。合わないと思ったら遠慮なく変更を申し出るのがコツです。
マイナビコメディカル:大手の安心感
マイナビの医療職専門サービス。大手ならではの安心感があります。
強み:
- 大手企業のノウハウで対応が丁寧
- 非公開求人が多い
- 面接対策のサポートが充実
弱み:
- 都市部に求人が偏りがち
- リハビリ業界特有の事情に詳しくない担当者もいる
向いている人:
都市部で転職を考えている人、面接に不安がある人
東京、大阪、名古屋あたりで転職するなら強い味方になります。ただ、地方だと求人が少ない印象。熊本だと正直微妙でした。
PTOT人材バンク:スピード対応が強み
「早く転職先を決めたい」という人に向いているのがPTOT人材バンク。
強み:
- 対応スピードが早い(登録当日に連絡が来ることも)
- 求人紹介から面接設定までがスムーズ
- 条件交渉も積極的にしてくれる
弱み:
- スピード重視なので、じっくり検討したい人には不向き
- 連絡頻度が多いと感じる人もいる
向いている人:
急いで転職先を決めたい人、積極的にサポートしてほしい人
「来月には転職したい」みたいな急ぎの状況なら、スピード感のあるPTOT人材バンクは心強いです。
ジョブメドレー:自分のペースで探したい人向け
ここまで紹介した4社と違い、ジョブメドレーは「エージェント型」ではなく「求人検索型」。担当者からの連絡なしで、自分で求人を探して応募するスタイルです。
強み:
- 自分のペースで転職活動ができる
- 担当者からの電話がない
- スカウト機能で求人が届く
弱み:
- 年収交渉や面接対策のサポートがない
- 職場の内部情報は自分で調べる必要がある
向いている人:
自分のペースで探したい人、電話連絡が苦手な人、情報収集だけしたい人
「今すぐ転職するわけじゃないけど、どんな求人があるか見ておきたい」という人にはぴったり。登録しておくとスカウトが届くので、市場価値の確認にもなります。
地方のOTが転職サイトを使うときの注意点
僕は熊本在住なので、地方での転職事情はよくわかっているつもりです。都市部と地方では、転職サイトの使い方を変えないと失敗します。
都市部向けサイトに登録しても求人ゼロだった話
これ、実際にあった話です。
知り合いのOTが「口コミがいい」という理由だけで某転職サイトに登録したんですが、熊本県内の求人を検索したら…なんと3件。しかも全部同じ法人の募集。
「熊本だと厳しいですね」と言われて終わり。
口コミで「対応が良かった」と書いている人、よく見ると東京とか大阪在住なんですよね。そりゃ都市部なら求人も多いから対応も良くなるよな…と妙に納得しました。
地方で転職するなら、そのエリアの求人数を事前に確認してから登録すべきです。
複数登録して比較するのが地方では必須
都市部なら1社でも十分な求人数がありますが、地方だと話が違います。
サイトAでは紹介できないと言われた求人が、サイトBでは普通に紹介してもらえる…なんてことがザラにある。これ、サイトごとに取引のある病院・施設が違うからなんです。
だから地方在住のOTは、最低でも2〜3社に登録して比較するのが必須。僕がおすすめするのは:
- レバウェルリハビリ(内部情報に強い)
- PTOTSTワーカー(求人数が多い)
- ジョブメドレー(自分のペースで探せる)
この3社を併用すれば、地方でも選択肢がかなり広がります。全部無料なので、登録だけしておいて損はありません。
転職サイトを使いこなすための3つのコツ
登録したらそれで終わり…ではありません。転職サイトは「使い方」で結果が変わります。現場で聞いた実践的なコツを3つ紹介します。
最初の電話で「希望条件」を正確に伝える
登録後に担当者から電話がかかってきます(ジョブメドレー以外)。この最初の電話で、希望条件をどれだけ正確に伝えられるかが勝負。
具体的に伝えるべきは:
- 希望年収(最低ライン)
- 勤務地(通勤時間の上限も)
- 領域の希望(回復期、維持期、訪問など)
- 絶対に避けたいこと(夜勤なし、残業少なめ、など)
- 転職希望時期
曖昧に伝えると、的外れな求人ばかり紹介されて時間を無駄にします。事前にメモしておくのがおすすめです。
紹介された求人を断るときの言い方
「紹介してもらったのに断るのは申し訳ない…」と思う人、多いんじゃないでしょうか。
でも、遠慮は禁物です。
断るときは「なぜ合わないか」を正直に伝えればOK。「通勤時間が長すぎる」「年収が希望より低い」「訪問リハはちょっと…」など、理由を伝えることで次の紹介の精度が上がります。
「検討します」と曖昧にしておくのが一番良くない。担当者も困るし、自分の時間も無駄になります。
担当者と合わないときは遠慮なく変えてもらう
担当者との相性って、本当に大事です。
- 話が噛み合わない
- こちらの希望を聞いてくれない
- 連絡が遅い・雑
こういう不満があったら、担当者の変更を依頼しましょう。「別の担当者の意見も聞きたい」とか「他の方にも相談したい」と言えば、嫌な顔されることはまずありません。
転職は人生の大きな決断。遠慮して妥協する必要はないです。
まとめ:まずは2〜3社に登録して比較するのが正解
作業療法士の転職サイト選びで失敗しないコツは、1社に絞らないこと。2〜3社に登録して、求人の質・担当者との相性・サポート内容を比較するのがベストです。
迷ったら、まずレバウェルリハビリに登録しておけば間違いありません。リハビリ職専門で、職場の内部情報も詳しく教えてもらえます。登録は無料で3分で完了するので、情報収集だけでも価値があります。
転職活動、最初の一歩が一番エネルギーを使います。でも動き出せば意外とトントン進むもの。まずは登録して、どんな求人があるか眺めるところから始めてみてください。
よくある質問(FAQ)
作業療法士の転職サイトは無料で使えますか?
全て無料で利用できます。転職サイトは採用する病院・施設側から報酬を受け取る仕組みなので、求職者が費用を負担することはありません。登録から内定、入職後のフォローまで一切お金はかかりません。安心して利用してください。
転職サイトに登録すると今の職場にバレますか?
基本的にバレることはありません。個人情報は応募先企業にしか開示されない仕組みになっています。スカウト機能を使う場合も、現在の勤務先をブロックリストに登録できるサイトがほとんど。念のため登録時に「現職への連絡はしないでほしい」と伝えておくと安心です。
転職サイトとハローワークはどちらがいいですか?
転職サイトがおすすめです。理由は3つあります。まず、年収交渉を代行してくれること。次に、職場の内部情報(人間関係、残業実態など)を教えてもらえること。そして、転職サイトにしかない非公開求人があること。ハローワークは無料で求人を出せるため、採用にお金をかけたくない施設も含まれます。条件の良い求人を探すなら転職サイトの方が効率的です。
転職サイトは何社くらい登録すべき?
2〜3社がベストです。多すぎると各社からの連絡対応が大変になり、転職活動自体が億劫になってしまいます。逆に1社だけだと、紹介される求人や担当者の質を比較できません。まずは2社に登録して、足りなければ追加するくらいがちょうどいいです。
登録後すぐに転職しなくても大丈夫ですか?
全く問題ありません。「情報収集だけ」「市場価値を知りたいだけ」という理由での登録もOKです。最初の電話で「まだ検討段階なので、すぐには転職しないかもしれません」と伝えておけば、急かされることはありません。良い求人があれば検討する、くらいのスタンスで大丈夫です。
この記事を書いた人
富永康太(元理学療法士)
臨床経験10年以上。現在はDOPグループ代表として、リハビリ職の転職・キャリア支援に携わる。「給料が安い」「転職が不安」——そんなPT・OT・STの悩みに、現場を知る人間として本音でお答えします。
