「転職エージェント、どこに登録すればいいの?」
📌 この記事では転職エージェント選びでよくある失敗と注意点を解説しています。おすすめエージェントの比較ランキングはこちらの記事をご覧ください。
これ、リハビリ職なら一度は検索したことあると思うんですよね。で、出てくるのは大体「おすすめ10選!」みたいな記事。全部似たような内容で、結局どれがいいのか分からない。僕も現役PTだった頃、同じことで悩みました。
正直に言います。リハビリ職の9割は、転職エージェント選びで損してます。理由はシンプルで、「とりあえず大手」という思考停止で選んでるから。リクルートとかdodaとか、名前は知ってるけど、PT・OT・STの求人に強いわけじゃないんですよ。
僕は理学療法士として10年以上臨床で働いて、今はリハ職の転職サイトを運営してます。熊本在住だから地方転職のリアルも知ってる。そんな立場から、忖度なしで転職エージェントの選び方を話します。同僚が年収60万アップした話も出てくるので、最後まで読んでもらえると嬉しいです。
「大手エージェントなら安心」という思い込みが、あなたの転職を失敗させる
まず最初に言わせてください。リハビリ職が大手総合エージェントだけを使うのは、マジでもったいない。
リハビリ職に特化してないエージェントの落とし穴
リクルートエージェントやdoda、確かに求人数は多いです。CMもバンバン流れてるし、知名度も抜群。でもね、ちょっと考えてみてほしい。
あのエージェントの担当者って、リハビリ業界のこと分かってますか?
回復期と急性期の違い、訪問リハの大変さ、老健と特養の給与差。こういう「現場の人間なら当たり前に知ってること」を、一般のエージェントの担当者は知らないことが多い。だって彼らは、IT業界もメーカーも小売も、全部担当してるわけだから。
僕が以前勤めてた病院で、5年目のPTが転職したことがあるんです。彼はリハビリ専門のエージェントを使って、年収100万アップを実現しました。それを見たとき「環境を変えるだけでこんなに変わるのか」と衝撃を受けたのを覚えてます。で、何がポイントだったかっていうと、担当者が元PT向けの求人事情を熟知してたこと。「この病院は残業多いけど、その分給与に反映される」「ここは給与は普通だけど、有給消化率90%以上」みたいな、求人票に載ってない情報をガンガン教えてくれたらしいんですよ。
これ、一般エージェントだと絶対無理。
僕の同期が大手で転職して後悔した話
同期のPTの話をさせてください。仮に田中としておきます。
田中は7年目のときに転職を決意しました。理由は「給料が安すぎる」。当時の年収は380万円くらいで、同年代の一般企業の友達と比べて100万以上低かったんですよね。
で、田中は「とりあえず大手なら間違いないだろ」ってことで、某大手総合エージェントに登録。担当者からは「年収450万の求人ありますよ!」って紹介されて、飛びついたわけです。
結果どうなったか。
確かに年収は上がった。でも、その職場の人間関係が最悪だったんです。科長がパワハラ気質で、毎日怒鳴り声が飛んでる。先輩PTは皆疲弊してて、3年以内の離職率が50%超え。こんな情報、求人票には書いてないですよね。
田中は半年で辞めました。「年収だけで選んだ自分がバカだった」って言ってた。
リハビリ専門のエージェントなら、こういう「内部情報」を持ってることが多いです。実際に担当者が施設見学してたり、過去に転職した人からフィードバックをもらってたりするから。大手総合エージェントは求人数で勝負してるけど、そこまでの深い情報は持ってないケースがほとんど。
PT・OT・ST専門エージェントを使うべき人、使わなくていい人
とはいえ、全員に専門エージェントを勧めるつもりはないです。人によっては一般エージェントで十分なこともある。
専門エージェントが向いてる3つのパターン
まず間違いなく専門エージェントを使った方がいいのは、こんな人たち。
1つ目、地方在住で年収アップを狙ってる人。地方って求人数が限られるから、非公開求人を持ってるエージェントじゃないと選択肢が広がらない。僕は熊本在住だけど、実感としてこれは間違いない。
2つ目、経験5年以上で「そろそろキャリアアップしたい」と思ってる人。ある程度経験があると、単純な求人紹介じゃなくて「この経験を活かすならこういう職場がいい」っていうキャリア相談が重要になってくる。リハビリ業界を分かってる担当者じゃないと、的確なアドバイスは期待できない。
3つ目、訪問リハや在宅分野に興味がある人。訪問リハって、病院とは働き方が全然違うんですよね。給与体系も違うし、移動時間の扱いとか、オンコールの有無とか。このあたりを詳しく説明できる担当者じゃないと、入職後にギャップで苦しむことになる。
逆に一般エージェントで十分なケース
じゃあ専門エージェントじゃなくていい人は?
都市部在住で、大手病院や有名施設を希望してる場合。東京や大阪の大手病院なら、一般エージェントでも求人が出てることが多い。あと、病院側も採用に慣れてるから、エージェント経由でも直接応募でも大差ないケースがある。
もう一つ、「とにかく早く転職したい」って人も一般エージェントでいいかもしれない。専門エージェントはじっくりマッチングする傾向があるから、スピード重視なら大手の方がサクサク進むこともある。
ただね、正直なところ、迷ったら専門エージェント使っとけばいいと思います。無料だし、合わなければ別のエージェントに変えればいいだけの話なんで。
リハビリ職におすすめの転職エージェント3選【忖度なしで比較】
さて、ここからは具体的におすすめのエージェントを紹介します。僕が実際に調べた情報と、転職した知り合いから聞いた話をもとに、正直にレビューします。
レバウェルリハビリ:地方の非公開求人に強い
まず一番のおすすめがこれ。旧・リハのお仕事という名前で知ってる人もいるかも。
レバウェルリハビリの強みは、非公開求人の多さ。特に地方の求人に強いイメージがあって、実際に僕も熊本の求人を確認したことがあるんですが、ハローワークや他の求人サイトには出てない案件がいくつもあった。これは正直驚きました。
担当者の対応も丁寧って評判が多い。LINEでやり取りできるのも、忙しいリハ職にはありがたいポイント。ただ、担当者によって当たり外れがあるのは、どのエージェントも同じ。合わないと思ったら遠慮なく担当変更を申し出ていいです。
デメリットを挙げるなら、求人数自体は最大手より少ないこと。でも数より質で勝負してる感じなので、そこは使い方次第かなと。
地方で年収アップを狙ってる人、じっくり相談しながら転職先を決めたい人には、かなり向いてると思います。レバウェルリハビリは登録無料で、3分くらいで完了するので、まずは相談だけでもしてみるといいですよ。
PTOTSTワーカー:求人数で選ぶならここ
次に紹介するのがPTOTSTワーカー。名前の通り、PT・OT・ST専門の転職エージェントです。
このエージェントの最大の特徴は、とにかく求人数が多いこと。公開求人だけで数万件あって、選択肢の多さでは業界トップクラス。「たくさんの求人から選びたい」って人には向いてます。
ただ正直に言うと、担当者の当たり外れが結構ある。積極的に連絡くれる人もいれば、あんまり動いてくれない人もいるらしい。僕の知り合いのOTは「担当が親身で、面接練習までしてくれた」って言ってたけど、別の人は「連絡が遅くてイライラした」とも聞きました。
まあこればっかりは運もあるから、合わないと思ったら担当変更をお願いするか、別のエージェントと併用するのが賢いやり方。
マイナビコメディカル:大手の安心感を求める人向け
最後はマイナビコメディカル。マイナビグループが運営してる医療職専門のエージェントです。
大手ならではの安心感があるのは事実。システムがしっかりしてるし、求人情報も見やすい。病院やクリニックとの繋がりも強いから、大手病院の求人を探してる人にはいいかも。
でも個人的には、ちょっと「無難すぎる」印象があります。積極的なサポートよりは、求人紹介メインって感じ。手厚いキャリア相談を求めてる人には物足りないかもしれない。
「大手がいい」「名前を知ってるところじゃないと不安」って人には選択肢に入るけど、地方転職や年収アップを本気で狙うなら、レバウェルリハビリやPTOTSTワーカーの方がおすすめ。
熊本のPTが転職エージェント経由で年収420万→480万になった実話
ここで一つ、具体的な成功事例を話させてください。熊本の元同僚で、回復期病院から訪問リハに転職したPTの話です。仮に山田としますね。
山田は30代前半、経験8年目のベテランPTでした。勤めてた回復期病院は人間関係も悪くなかったんだけど、給料がずっと上がらないことに不満を感じてたんです。年収は420万円くらい。
「地方だから、これ以上は無理だろう」
山田は最初そう思ってました。僕もそうだと思ってた。熊本みたいな地方都市で、リハ職の年収アップなんて現実的じゃないって。
でも山田は試しにリハビリ専門のエージェントに登録してみたんです。そしたら、担当者から「訪問リハなら年収480万の求人ありますよ」って連絡がきた。しかも非公開求人。ハローワークにも、求人サイトにも載ってなかった案件でした。
山田は正直半信半疑だったらしいけど、面接を受けてみたら雰囲気もよくて、条件も聞いてた通り。結局、その会社に入職することになりました。
転職後の変化を聞いたら、こんな感じでした。
年収は420万→480万で60万アップ。手取りにすると月4万くらい増えた計算。残業は月20時間から月5時間以下に激減。訪問リハは訪問件数で終わりが決まるから、ダラダラ残業がない。あと、自分のペースで仕事できるから精神的にもラクになったって。
「地方だから無理」って思い込み、僕もそうだったけど、実際は違うんですよね。探せば求人はある。ただ、その求人にたどり着ける手段を知らないだけ。
山田が使ったのはレバウェルリハビリでした。地方の非公開求人に強いって評判は本当だったみたいです。熊本みたいな地方でも選択肢があるってことを、山田の例が証明してくれた。
ちょっと余談だけど、僕は熊本地震のときに避難所でリハビリのボランティアをしたことがあるんです。あの経験で「自分は人の役に立ちたいんだ」って改めて気づかされました。だからこそ、同じリハビリ職が良い環境で働けるように、こうやって情報発信してる部分もあります。
転職エージェントに登録する前にやっておくべきこと
エージェントに登録してから慌てる人、めちゃくちゃ多いんですよ。担当者から「希望条件は?」って聞かれて、「えーっと…」ってなる。これだと時間がもったいない。
希望条件を紙に書き出す(スマホのメモでもOK)
登録前にやってほしいのが、希望条件の整理。具体的に書き出すんです。
年収はいくら以上がいいのか。最低ラインと希望ラインを両方決めておく。「500万は欲しいけど、450万でも家から近ければOK」みたいな優先順位も考えておくといい。
通勤時間は何分以内か。車通勤か電車通勤か。残業は月何時間まで許容できるか。夜勤やオンコールはOKなのかNGなのか。
こういうのを事前に決めておくと、担当者との最初の面談がスムーズに進みます。「この人は何がしたいのかよく分からない」って思われると、担当者のやる気も下がりますからね。
今の職場の不満を整理する
もう一つ大事なのが、今の職場への不満の整理。
「なんとなく嫌だ」じゃなくて、「給料が安い」「人間関係が悪い」「残業が多い」「やりがいを感じない」とか、具体的に言語化してみてください。
これをやっておくと、転職理由がブレなくなります。面接でも「なぜ転職を考えたんですか?」って必ず聞かれるから、そのときスッと答えられる。
あとね、不満を整理すると「意外とこれは我慢できるな」「でもこれだけは絶対に嫌だ」って優先順位が見えてくる。全部が100%満たされる職場なんて存在しないから、何を最も重視するかを決めておくのが大事。
複数登録して比較するのが結局一番賢い使い方
最後にこれだけ言わせてください。転職エージェントは2〜3社登録するのがベスト。
1社だけだと比較対象がないから、「この担当者の対応って普通なのかな?」「この求人って良い方なのかな?」って判断できないんですよ。
複数登録しておけば、担当者の対応を比べられる。紹介される求人の質も比較できる。で、一番自分に合ったエージェントをメインで使えばいい。
ただし5社以上はやめた方がいいです。連絡が多すぎて疲れるだけ。僕の知り合いのSTが「求人30件応募して面接5件」って言ってたことがあって、STの転職市場って厳しいんだなとリアルに感じたんですけど、その人もエージェント経由に切り替えたら全然違ったって言ってました。効率よくやるなら、やっぱりエージェントを上手く使うのが正解。
2〜3社登録して、相性のいい担当者を見つける。これが一番現実的で、一番賢いやり方です。
よくある質問
転職エージェントは本当に無料で使えるの?
完全無料で使えます。採用する病院や施設側が紹介料を払う仕組みなので、求職者にお金がかかることは一切ない。途中でやめても違約金なんてないから、気軽に登録して大丈夫。
今すぐ転職するつもりがなくても登録していい?
全然OKです。情報収集目的で登録してる人もかなり多い。ただ、担当者には「今すぐじゃなくて、いい求人があれば考えたい」って正直に伝えておくとお互いストレスがなくていいですよ。
転職エージェント経由だと年収交渉してくれるって本当?
本当です。自分で交渉するより成功率が高いことが多い。担当者は年収が上がると紹介料も増える仕組みだから、ガチで交渉してくれます。僕の知り合いも30万アップを勝ち取ってました。
地方だと求人が少ないのでは?
確かに都市部より数は少ないです。でも非公開求人って意外とあるんですよ。僕は熊本在住ですが、実際に複数の選択肢がありました。諦めずにエージェントに相談してみる価値はあります。
まとめ
転職エージェント選び、「とりあえず大手」で思考停止してる人が本当に多いです。でもリハビリ職には、リハビリ職専門のエージェントがある。地方でも年収アップできた実例は確かに存在する。まずは2〜3社登録して、担当者と話してみてください。合わなければ変えればいいだけ。行動した人だけが、現状を変えられます。
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この記事を書いた人
富永康太(元理学療法士)
臨床経験10年以上。現在はDOPグループ代表として、リハビリ職の転職・キャリア支援に携わる。「給料が安い」「転職が不安」——そんなPT・OT・STの悩みに、現場を知る人間として本音でお答えします。
